ファルコン  ラジコンドリフトGP

ファルコンドリフトGP

ファルコンドリフトGP
 11月だというのに大変暖かい良い天気の中、ファルコンドリフトGPRd.5最終戦が、そして最後のファルドリが開催されました。
 今回は、全線参戦のTeamWeld x hpiracingチーム監督伊藤氏に加え、チームドライバーである山下広一選手が参戦してくれました。
 また、TeamWeldからハンバーガー号を持ち込んでくれた笠原選手も参戦、最後のファルドリを盛り上げてくれました。

 いつもの様に各クラス練習走行の後に予選を合計2回づつ行いました。

チャレンジクラス予選


 D1山下選手が参戦。初参戦ながらなかなか良い走り。しかし、緊張からか審査区間内をまとめることが出来ず、Bクラスに甘んじてしまいました。
 Aクラスにはチャレンジクラスでは勿体無いくらいの素晴らしい走りでサカイ選手,マーシー選手が1位2位で入りました。

ツインクラス予選


 SPMで2位3位通過した兄弟ドリフターの病金兄弟がトップ通過。2位にはシリーズトップのとりぃ選手率いるにわとりワークスが続きます。3位にはこの2チームに全く引けを取らない素晴らしい走りを披露した浜ラジAが入りました。

SPMクラス予選


 シリーズチャンピオンに予選結果も影響してくることから熱の入った走りが見られました。トップ通過は加茂選手。続いてまたまた前日の練習でエンジンブローしてしまった横浜金髪社長ことWeld伊藤社長が続きます。

SLMクラス予選


 シリーズトップのとりぃ選手が100点をゲット!シリーズチャンピオンに王手を掛けます。2位には後半戦上がり調子のギャバン選手、3位にはそのお兄ちゃんのG兄ちゃんが入りました。


 決勝戦は各クラスで白熱したバトルが展開されました。

チャレンジクラス決勝


 チャレンジクラスはAクラスとBクラスに分けて全員が決勝戦へ進出します。
 Bクラスでは、山下広一選手がなぜBクラス?というくらいの素晴らしい走りで見事優勝!予選でその走りが出来ていればぁという声が聞かれました。
 Aクラスでは予選上位通過のサカイ選手とマーシー選手が順当な走りでしたが、予選4位通過のたらちゃん選手がそれに食らい付く走りで会場を沸かせてくれました。1位マーシー選手,2位サカイ選手,3位たらちゃんという結果になりました。

ツインクラス決勝


 決勝戦は上位3チームで行われ、上位通過のチームなだけに決勝戦でも素晴らしい息の合った走りを魅せてくれました。
 上位に若干届かなかった浜ラジAが3位に、トリプルドリフトで”魅せて”くれたにわとりワークスが2位に、100点のツインドリで見事優勝したのは病金兄弟でした。
 ツインクラスのシリーズチャンピオンはにわとりワークスと病金兄弟の熾烈な争いが最後まで続きました。シリーズポイントは同点、優勝回数も同数、2番目の点数も回数も同じ、シリーズチャンピオンは3番目に獲得した点数により決定されました。見事シリーズチャンピオンに輝いたのはにわとりワークスでした。

SPMクラス決勝


 大変面白い展開になりました。シリーズチャンピオンに最も近い位置にいた宇津山選手がBest8で敗退。シリーズチャンピオン争いから早々に脱落。宇津山選手の脱落によりシリーズチャンピオンに大きく近づいた横浜金髪社長ですが、Best4でブルーインパルス竹内選手に負けてしまいました。チームメンバーの援護射撃にも助けられ見事優勝したのは加茂選手でした。同時にシリーズチャンピオンも獲得、見事シリーズチャンピオンの防衛に成功しました。

SLMクラス決勝


 最後に行われたSLM決勝戦。
 Best16最初の対戦はとりぃ選手対シルキチ選手。弟子に負ける訳にはいかないとりぃ選手でしたが順当にBest8に勝ち進みました。そして、この時点でとりぃ選手のシリーズチャンピオンが決定しました。とりぃ選手もチャンピオン防衛に成功し見事2年連続でシリーズチャンピオンの座に付くことが出来ました。Best16他の対戦では予選2位通過のギャバン選手が15位通過のじゅん選手に敗れる波乱が。SPM,ツイン共に見事な走りだっただけにここでの敗退は悔やまれます。これで勢いついたじゅん選手、そのまま決勝戦にまでコマを進め、昔のチームメイトであったカズ選手との対戦となりました。お互いに引かない熾烈なバトルが繰広げられました。追走の間、毎対戦同じラインで走行していたカズ選手、その正確なライントレース能力、綱渡り的なライン取りには目を見張る物がありました。決勝戦でも同じラインと角度で審査席前を通過。しかし、なぜか決勝戦だけでは縁石に足をすくわれスピン!じゅん選手に優勝の座を譲る形になりました。じゅん選手の気迫の走り、勢いに魔法が切れたか?という結末でした。

 今回の最終戦及びシリーズランキングの結果はランキング表にてご確認下さい。


 さて、4年間開催してきた『FalconDRIFTGRANDPRIXSERIES』ですが、ここで一旦お開きとさせて頂きます。
 4年間という長い間、皆様のご協力とご支援で続けて来れた事、大変感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 一旦、ファルドリは終わってしまいますが、また違う形で皆さんと関って行ければ嬉しいと思っています。それまで、少し時間を下さい。
 では、またどこかでお会いしましょう!

審査委員長:要藤慎一(YODO'S DRIFT BLOG

 大変残念ですがファルコンサーキットは今年いっぱいで閉鎖が決まりました。なんとか続ける努力はしてきたつもりですが力及びませんでした。今までご利用頂きありがとうございました。また、当サーキットを盛り上げアピールして頂き感謝の念に堪えません。今大会も最後にふさわしく大変盛り上がったと思います。HPI要藤様何から何までありがとうございました。Weld伊藤様遠方から毎回足を運んで頂き、豪華な景品まで用意して頂きありがとうございました。D1トップドライバーチャンプ山下様華を添えて頂きありがとうございました。Team Weld×hpiracingのご活躍応援しております。その他ご利用頂きました全てのお客様ありがとうございました。RCドリフトの情熱が益々盛り上がる事を願っております。

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